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リンデロンVG軟膏(リンデロンvg軟膏)の副作用について!こんな人は気を付けて!

<監修薬剤師 日髙宗明>
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リンデロンVG軟膏(リンデロンvg軟膏)を病院で処方されたけど、副作用は大丈夫なの?」

「アレルギーはないけれど、ステロイドを使用するのは心理的な抵抗がある」

 

そうお考えの方、多いのではないでしょうか。あらかじめきちんと副作用の可能性やリンデロンVG軟膏(リンデロンvg軟膏)についての特色を理解しておくと、その不安も解消できますよ。

今回はリンデロンVG軟膏(リンデロンvg軟膏)の副作用と、使用する際はちょっと考えて欲しいケースについてご紹介します。

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リンデロンVG軟膏(リンデロンvg軟膏)の副作用とは

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リンデロンVG軟膏(リンデロンvg軟膏)はステロイド薬の一種です。ステロイドを調べてみると、賛否両論色々な意見がでてきて何を信じればいいのかよく分からなくなりますよね。

ステロイドは炎症を抑えるはたらきと免疫をおさえる力があるため即効性があり、病院では良く処方されるお薬の1つです。

 

でも、副作用を疑ってばかりでは治るものも治りそうもありません。そこでまずはどんな副作用が考えられるのか確認しておきましょう。

 

眼圧上昇、緑内障、白内障

→リンデロンvgはステロイド系のお薬です。塗り込む部位によって表れる副作用も異なります。まぶたにリンデロンvgを塗ると眼圧が高くなります。

その結果、眼精疲労に似た症状やそれが原因で頭痛が表れることがあります。また指示された期間以上に塗り続けると緑内障や白内障を発症する確率が高くなります。

 

ただし白内障は目をこすることで生じる事が多く、リンデロンVG軟膏(リンデロンvg軟膏)のせいとばかりは言えないようです。

 

口が渇く、全身の倦怠感、だるさ、肥満

→お医者さまから指示された量を守らず、長期間にわたって塗り続けていると「口が渇く、全身の倦怠感、だるさ、肥満になりやすい」などの症状がでてくることがあります。ただし、これらは通常の使用量であれば問題となることはありません。

 

皮膚萎縮

→長期間にわたりリンデロンVG軟膏(リンデロンvg軟膏)を使用することで見られる副作用です。人によっては体毛が濃くなる、しわができる、皮膚が薄くなり白く血管まで透けて見える、てかりがでる、などの症状が見られます。

ただしステロイド系の薬を使用しなくなると元に戻る症状ですので、そこまで気にしなくても良いでしょう。

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こんな人はリンデロンVG軟膏(リンデロンvg軟膏)の使用をおすすめ出来ません

 

副作用が出るかどうかは、使用した人の体調や用法をきちんと守ったかどうかに左右されますが、以下に示す人は用法を守ったとしても副作用やその他の症状を引き起こすおそれがあるので使用はお勧めできません。

 

① アレルギー体質の人

→特に過去、ステロイド配合の薬を使用しアレルギー反応が出たことのある人は、それがどれほど軽度の症状であっても危険があります。

 

② 妊娠中あるいは授乳中の場合の長期間の使用

→長期間にわたるリンデロンVG軟膏(リンデロンvg軟膏)の使用に関しては、はっきりと医学的に安全であるという確証がまだ出ていません。

ただし長期間とは数ヶ月にわたる場合ですので、一ヶ月以下の短期間であれば飲み薬より身体への影響が少ないため処方される場合があります。

 

お医者さまの判断で使用する場合は、どの範囲にどれくらいの量を使用するのかきちんと説明をもらって下さい。

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③ 凍傷や裂傷の場合

→逆に症状を悪化させる場合がありますので使用しません。

 

④ 重度の火傷を負っている人

→患部が赤く腫れるだけに留まらず、水ぶくれや焼け付くような痛みを感じる場合は病院で処置して貰いましょう。

 

⑤ ウイルス、細菌及び真菌を原因とする病気を持つ場合

→口唇ヘルペスや水虫、カンジダ症に罹患している人は使用を避けます。リンデロンVG軟膏(リンデロンvg軟膏)はステロイドと抗生物質の2つの成分が存在し

ステロイドは免疫機能を低下させる働きがあります。免疫が低下するとウイルス、細菌や真菌の活動が活性化するので使用を控えます。

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リンデロンVG軟膏(リンデロンvg軟膏)の使用期限

 

ステロイドには使用期限が存在します。ステロイド配合のリンデロンVG軟膏(リンデロンvg軟膏)にも当然ながら使用期限がありますので、使用する前にパッケージを確認して下さい。

軟膏の場合、チューブの端の折りたたみ部分に数字が刻印されています。この数字が使用期限です。ステロイドの薬は、開封後3年ほどで本来の効能を失ってしまうと言われています。

 

「まだ残ってるからもったいない!」とお考えの方はきちんと使用期限内に使い切って、使用しなかったものは廃棄するようにしましょう。効果のない薬をつけても意味はありません。

 

リンデロンVG軟膏(リンデロンvg軟膏)の正しい使用方法

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正しく使用するために確認すべきなのは以下の点です。

 

① 強さ

ステロイドの強さは5段階に分けられます。リンデロンVG軟膏(リンデロンvg軟膏)は「3」ですので、ちょうど中間ということになります。

病院でリンデロンVG軟膏(リンデロンvg軟膏)を処方された際に、「副作用が怖いからもう少し弱い薬をつけておこう」と考えるのは、逆効果です。

 

患部に適したステロイドを使用し短期的に治すことが重要ですので、自分一人の判断で強さを変えたり塗るのをやめたりしないようにしましょう。

さらに強い軟膏にはアンテベートがあります。以下の記事で詳しく解説しています。

【関連記事】
アンテベート軟膏の強さは?顔にも使いたいけど危険か心配

 

② 回数

通常は、1日1回~3回塗りますが、症状によって増えることもあります。お医者さまの指示する回数を守りましょう。

 

③ 量

多すぎても少なすぎても効果がありません。軟膏をうっすらと患部全体をおおうようにしっかり伸ばす必要があります。ですので、患部の大きさに合わせて十分な量を使ってください。だいたい軟膏0.5gで手のひら2枚分となります。

 

④ 範囲

患部全体をカバーします。

 

⑤ 期間

基本的に定められた期間が過ぎたら病院で診察を受け、まだ治療を続けるのか、やめるのかの診断を行います。

素人が自分の判断で「もう治っただろう。」と途中でやめてしまうと十分な効果は発揮できません。きちんと医療機関で診察を受けるまではぱっと見「患部が赤くなくなった」としても治療を続けます。

【関連記事】
リンデロンVG軟膏(リンデロンvg軟膏)は市販されてない!代わり市販薬はコレ!

 

リンデロンVG軟膏(リンデロンvg軟膏)は皮膚のトラブルに広く効果を発揮する塗り薬ですが、副作用の心配も無視できません。

基本的には「数ヶ月以上、一日一本チューブを使い続ける」という無茶な使用法でない限り重篤な副作用が出ることはありません。いろんな皮膚の病気を治してくれますので、しっかり使用期限と使用方法を守って使うと便利な存在です。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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